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PlotTool の紹介 / 基本的な使い方
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PlotTool の紹介
PlotTool は Macintosh 対応のグラフ作成アプリケーションです。このアプリケーションを初めて公開したのは、97年の2月です。最初はフリーウェアとして公開され、機能もグラフ作成の基本的なものだけでした。その後シェアウェアとなり、機能も少しずつ増え、数度のバージョンアップを経て現在に至っています。
● 概要
PlotToolを使って、実験等で得られたデータを、容易な設定でグラフ化することが出来ます。データの入力、任意の数式の計算、グラフの作成、グラフの修正、回帰分析、テキスト入力および編集、各オブジェクトの操作(移動、サイズ変更等)等の基本機能を備えています。
- 対数、比例、片対数のグラフ作成をサポート
- テキストファイル(複数可)、およびkey 入力から入力データを作成
- 数学関数を含む任意の数式の計算&プロット
- 作成後のグラフに対して、スケール、座標軸等の変更が可能
- 最小2乗法による回帰分析処理(1次、2次、対数、指数、べき乗)
- テキスト、線画、矩形、円形、座標読み取り、グラフ拡大の各ツールを用意
- 複数のグラフ(最大4つ)の同時作成も可能
- 既に作成されているグラフに対してデータの直接プロットが可能
- ファイル出力形式として、独自形式の他、PICT(高解像度)形式もサポート
- 高解像度のプリント出力をサポート
● v1.5で追加された機能&改良点
(追加された 機能)
- 複合Y軸( Y1、Y2 )の設定
- Calc.f(x) (数式の計算機能)へのファイル読み込み関数 fread() 追加
- ライン・オブジェクトの線幅、矢印設定(3種類)
- 凡例オブジェクトの表示
- レクト(矩形)ツール、オーバル(円形)ツール
- オブジェクトへの背景色の設定
(改良点)
- フローティングパレットからのカラー設定
- グラフ拡大ツールが、各スケール単独でも使用可能
- 数式を複数個に分割して記述可能( Calc.f(x) )
- プロットデータ数が1ファイルあたり8データに拡大
- 入力データ中の不要な列データを無効にする K ヘッダ
- アラートのメッセージの日本語表示(日本語システムの場合)
- 各種 U/I の改良
● 必要なシステム環境
PlotToolはversion1.0よりPower PC ネイティブ対応です.( FAT Binary )
- 68030以上の68k Mac, PowerMac
- System7.1以降
また、以下の環境での動作を確認しています.
- SE/30 / System7.1
- PowerMac 8500/132 / 漢字TALK7.5.3、MacOS 8.5.1